あいさつはコミュニケーションの導入ツール
日頃、お客様にあいさつをするときにどのようなことに気をつけていますか?
あいさつはコミュニケーションの第一歩、いわゆるノックと同じ役割です。
いかに気持ちよく届くかによってその先のコミュニケーションに差がつきます。
まず意識していただきたいのは表情です。
お客様が「歓迎されている!」と感じられるような表情、やはり「笑顔」ですよね。 「お客様が声をかけやすい表情とは」でご紹介した4つの表情を参考にしながら、表情トレーニングを行ってみてくださいね。 次に、あいさつという行為に集中することです。
何か作業をしながらの「~ながらあいさつ」では気持ちが伝わりません。
そして、お一人おひとりへのあいさつの言葉に心を込めることです。
何も意識せずに発した言葉と心を込めて発した言葉。
こちらは違いに気づかなくても、受け取る側のお客様には全く違う印象が伝わります。
店舗でつかうあいさつにはどのようなものがあるでしょうか。
● いらっしゃいませ
● かしこまりました
● 申し訳ございません
● お待たせいたしました
● 恐れ入ります
● ありがとうございました
● 失礼いたします
来店への感謝と歓迎の気持ちを込めて「いらっしゃいませ」と伝えていますか?
ご不快な思いをさせてしまって「申し訳ございません」という想いで伝えていますか?
日常の接客のなかで数え切れないほど行うものだからこそ。
一つひとつの場面を大切にすることでお客様にとって特別な印象につながるのではないでしょうか。
今回のテーマのあいさつも含めて、接遇の基礎である「接遇の五原則」というものがあります。 1.身だしなみ 「身だしなみは無言のおもてなし」 お客様に快適に過ごしていただくために必要な接遇の基礎スキルのお話ですので、こちらのページも併せてご覧ください。 |
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執筆者:接遇コンサルタント 磯貝和美 |
接遇研修とコンサルティングを通じて、お客さまとスタッフから選ばれるお店づくりのお手伝いをしています。私が持ち続けているのは「スタッフが笑顔で働けるお店を増やしたい」という想いです。人育てなくしてお客さま満足は達成できません。私の役割は接遇のスキルを伝えることだけではなく、接遇力向上に必要な考え方を伝え、お店全体に接遇が浸透する仕組みをつくることです。本気でお店の接遇力向上をお考えのオーナー、幹部を全力でサポートします。磯貝和美のプロフィール 『ブログでは日常のなかで見つけた接遇力向上の秘訣、コンサルティング&研修の具体例などの記事を書いています!』 |